子供の頃、未来は好きな絵が描けるキャンバスのようで、その無限の可能性にいつも心をときめかせていました。大人になるにつれてそうしたときめきの数が少なくなってきているのは、歳を重ねるということが「初めて」を奪っていくからなのでしょうか?それなら自分で「初めて」をつくっていこう、そんな想いからブログとモノづくりをはじめました。
私たちの住む世界には季節のように巡るものもあれば、通り過ぎたら戻って来ないものもあります。通り過ぎてしまうと後戻りができないものとは私たちの人生です。忘れてもかまわないように言葉に残しておこうと思います。
l i f e
平凡な日常の暮らしの中には多くの胸踊らせる発見が散りばめられているものです。それらの思いがけない出来事の中には、自分の中の秘められたチカラを見つける機会となることも少なくありません。だからいつも新鮮で驚きに満ちた日々が過ごせるように、小さな事にも大きな愛を注いでいきたいものです。
n a t u r e
多くの人たちはいつも急いでいて道端の草花を見つめようとはしません。空の下に住んでいながら星を眺めようともしません。ときには鳥のさえずりに耳を澄ましてみたり、流れる雲を追ってみるとわかってきます。そんな取るに足りないと思っていたささやかな行為が、愛おしさという贅沢をもたらしてくれることを。
s p i r i t u a l i t y
霊性について知る機会は日々の暮らしの中にいくらでもあります。霊性というものを意識しながら過ごせるようになると、いたるところに自分へのメッセージが用意されているのがわかってきます。人間は自分の霊性を高めることができる唯一の存在で、私たちの内にある霊的な力はそれに気がついて活用するのを待っているのかもしれません。
「人生はブリス(至福)です。味わいましょう。」と言ったのはマザー・テレサでした。そして彼女はブリスはすでに自分の中に存在していることを、そしてそれを実感する生き方ができているかどうかを説きました。たしかにかけがえのない人と心を通わせると心の中に言葉にならない何かが流れるのがわかります。その心に通うものがブリスなのでしょうか?ブリスは目には見えませんがそれを見えるカタチとして表現できるのがきっと私たちの姿なのかもしれません。私たちは一生を通じて心を通わせる対象を広げていきながら、実はこの世界のすべてがブリスの顕れであることを想い出そうとしているのかもしれません。美しいものや畏敬するべきものへの関心を深め、いつも驚きと感動が溢れるような日々を過ごしていきたい、そんな想いをこのサイトを通してシェアしていけたらと思います。そして一人の洞察が他の誰かの洞察に働きかけるようなつながりが生まれることを心より願っています。